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バイクのブレーキのメンテナンスはしてますか?

ブレーキトップ

ブレーキの修理やメンテナンスやカスタムなどは当店にお任せください。

ブレーキについて

ブレーキは言わなくて良いかも知れませんが、バイクや自動車が動いている物体に対して、減速及び停止を行う装置で、乗り物おについては重要な装置です。ブレーキのことを"制動装置"という言い方もします。
ブレーキの種類は大きく分けて二種類となります。

ブレーキの種類
  • ディスクブレーキ
  • ドラムブレーキ

どちらがよいとかはとくになく、バイクに応じて使い分けるのが良いかと思います。
ブレーキは重要部品ですので定期的に点検して交換が必要であれば早い目に交換をしましょう。

Disc Brake主な点検箇所

マスターシリンダー

  • ブレーキフルードが漏れ
  • ブレーキレバー及びブレーキペダルの動き
  • ブレーキフルードの状態確認
  • マスターシリンダーのピストンの動き

ブレーキホース

  • ホースに亀裂など
  • ホースからブレーキフルードの漏れ

キャリパー

  • ブレーキパッドの残量
  • キャリパーピストンの動き
  • キャリパーピストン周りからブレーキフルードの漏れ

バンジョーボルト

  • マスターシリンダーとホースやキャリパーとホースなどのジョイント部分のブレーキフルードの漏れ

エアー抜き

  • ブレーキレバー及びブレーキペダルを操作してエアーが噛んでないかを確認してブレーキタッチを確認して異常がないかを点検

上記の点検は主な点検となり、細かな点検も可能です。

Drum Brake主な点検箇所

ブレーキレバー及びブレーキペダル

  • ブレーキレバーやブレーキペダルの握り具合を点検
  • ブレーキレバーやブレーキペダルの遊びの点検

ブレーキワイヤー

  • ブレーキワイヤーの動き
  • ブレーキワイヤーのアウターケーブルの状態
  • ブレーキワイヤーのインナーの状態
  • ブレーキワイヤーのジョイント点検

ブレーキドラム

  • ブレーキドラムの破損や傷etc
  • ブレーキカムの動き認
  • ホイール側の状態
  • グリスの状態

ブレーキシュー

  • ブレーキシューの残量
  • ブレーキシューの動
  • ブレーキシュー表面の状態

上記の点検は主な点検となり、細かな点検も可能です。

ディスクブレーキ

ディスクブレーキとは、制動装置の一種で、車輪とともに回転するローター(金属の円盤)をブレーキパッドで押さえつけることで摩擦力を発生し、運動エネルギーを熱エネルギーに変換して制動する仕組みです。

ディスクブレーキの種類
  • 油圧式
  • 機械式

バイクには油圧式ブレーキが多く使用されており、油圧式ブレーキレバーやペダルを操作することで、ブレーキフルード(ブレーキオイル)に圧力が伝わり、キャリパーピストンに圧力がかかり、ブレーキパッドを押し出し、ディスクローターを挟み込むことでブレーキがかかります。

マスターシリンダー

一体式マスターシリンダー

タンク一体式

別体式「マスターシリンダー

タンク別体式

ブレーキマスターシリンダーとは

ブレーキマスターシリンダーとは、油圧式のディスクブレーキのレバーやペダルの操作によりピストンを動かし油圧を送る装置です。
マスターシリンダーの種類は大きく分けて二つになります。

  • タンク一体式: タンクが一体になったもの
  • タンク別体式: タンクが別体になったもの

タンク一体式はマスターシリンダーにブレーキフルードを入れるタンクが一体化している
タンク別体式はマスターシリンダーと別にブレーキフルードを入れるタンクが別にありホースで繋いでます。
ブレーキレバーやペダルを操作するとピストンを動かしブレーキフルードを押し出す役目をしています。
ピストンの周りにオイルシールがありオイルシールがあることにより圧力が逃げないようにや漏れを防ぐようなことを行なっています。

ブレーキホース

ブレーキホース

ブレーキホース

ブレーキホースとは

ブレーキホースはマスターシリンダーとキャリパーの間にある、ブレーキフルードが流れるためのホースになります。
ブレーキホースの種類は大きく分けて二つあります。

  • ノーマルホース
  • メッシュホース

ノーマルホースはよく純正に使用されているゴム製のホースになります。
マスターシリンダーを操作するとゴムホースの中のオイルがキャリパー側に押されます。
メッシュホースノーマルホースの外側にステンレス製のアウターが巻かれておりホースの膨張を抑えているイメージがわかりやすいと思います。
ブレーキ系のチューニングなどに使用することが多いです。

キャリパー

ブレーキキャリパー

ブレーキキャリパー

ブレーキキャリパーとは

ブレーキキャリパーは、ホイールとともに回転しているディスクローターを挟み込むブレーキパッドが取り付けられている装置のことです。
ブレーキホースの圧力を受けてキャリパーピストンを押し出すことによりブレーキパッドを動かしディスクローターを挟むことによりブレーキ操作を行なっております。

  • 1POT: キャリパーピストンが片側に1個
  • 2POT: キャリパーピストンが片側に2個
  • 4POT: キャリパーピストンが対抗に2個、合計4個
  • 6POT: キャリパーピストンが対抗に3個、合計6個

上記の種類が一般的なものです。

ディスクローター

ブレーキディスクロータ

ディスクローター

ブレーキディスクローターとは

ディスクローターは、ホイールにボルトで固定されておりホイールの回転と同じ回転をします。
その回転をキャリパー内のブレーキパッドで挟み込む事でブレーキが効く仕組みになっています。

  • シングルディスク: ホイールの左右のどちらかにデスクローターが一枚ついている
  • ダブルディスク: ホイールの左右に一枚すつデスクローターがついている

主に上記のどちらかの仕様になっています。

ドラムブレーキ

ドラムブレーキとは、ホイールの内側にあるブレーキドラムという部分があります。バイクの場合はホイールと一体型になっていることが一般的です。
ブレーキシューを押しつけることで制動させるシステムです

ドラムブレーキの流れ

ブレーキレバー及びブレーキんペダル → ブレーキワイヤー 及びロッド → ブレーキアーム → ブレーキカム → ブレーキシュー → ブレーキドラム

ドラムブレーキはレバーやペダルを操作することによりブレーキワイヤーが動き、ブレーキアームを動かしブレーキカムが動くことによりブレーキシュー動いてブレーキドラムに接して制動する仕組みです。

ブレーキワイヤー&ロッド

ブレーキワイヤー

ブレーキワイヤー

ブレーキロッド

ブレーキロッド

ブレーキワイヤー

ブレーキワイヤーとは、ブレーキレバーとブレーキアームとの間にあるアウターチューブに覆われたワイヤーのことをいいます。
ブレーキワイヤーは車種や仕様により長さが異なります。

ブレーキロッド

ブレーキロッドとは、リアブレーキによく使用されているブレーキ関連部品です。
仕事内容はブレーキワイヤーと同じ物と思って頂ければ良いかと思います。

ブレーキアーム

ブレーキアーム

ブレーキアーム

ブレーキアーム

ブレーキレバー及びブレーキペダルを稼働することでブレーキワイヤー及びロッドが動き引っ張られたことにより、ブレーキアームが動きブレーキカムに伝達するための部品となります。
ブレーキカムとの接続部分はスイプラインが使用されているので稼働時に位置が変わることがないと言えます。

ブレーキカム

ブレーキカム

ブレーキカム

ブレーキカムとは

ブレーキカムという円柱状の部品にブレーキアームからの動きをブレーキシューに伝える部品です。
ブレーキアーム側はスプライン状になっており、ブレーキシュー側は平たくなっておりブレーキシューが引っ掛けられるようになっています。
ブレーキパネル本体との間にはグリスなどで潤滑しています。

ブレーキシュー

ブレーキシュー

ブレーキシュー

ブレーキシューとは

半月状ブレーキシューと呼ばれる部品をホイール側にあるブレーキドラムに擦り付けることによりブレーキをかける仕組みになってます。
ブレーキシューのドラムに接する部分をライニングというたりもします。

価格表

Disc brake

主な交換部品

(税込)

部品名 内容 価格
ブレーキレバー ブレーキレバー交換 ¥1,045~
ブレーキペダル ブレーキペダル交換 ¥3,135~
F ブレーキフルード ※1 Front ブレーキオイル交換 ¥2,090~
R ブレーキフルード Rearブレーキオイル交換 ¥3,135~
F ブレーキホース ※2 Front ブレーキホース交換 ¥4,180~
R ブレーキホース Rear ブレーキホース交換 ¥5,225~
F/マスターシリンダー Front マスターシリンダー交換 ¥4,180-
R/マスターシリンダー Rear マスターシリンダー交換 ¥5,225-
シングルローター シングルディスクローター交換 ¥4,180-
ダブルローター ダブルディスクルローター交換 ¥6,270-
リアローター 125cc以下リアディスクルローター交換 ¥5,225-
126cc以上リアディスクルローター交換 ¥7,315-

上記の価格は基準となるもので、作業内容により異なります。
別途部品代が必要です。

※1: ダブルホースの場合は¥2,613~
※2: ダブルホースの場合は¥5,225~

マスターシリンダーオーバーホール

(税込)

部品名 内容 価格
マスターシリンダー フロントマスターシリンダーO/H ¥7,106~
リアマスターシリンダーO/H ¥8,883~

上記の価格は基準となるもので、作業内容により異なります。
オイルシールなどの交換部品が必要です。
脱着工賃やブレーキフルード込みの価格となります。

キャリパーオーバーホール

(税込)

POT数 シングル ダブル 持込み ※3
1POT ¥7,315- - ¥5,115-
2POT ¥8,360- ¥15,048- ¥6,160-
4POT ¥9,405- ¥16,929- ¥7,205-
6POT ¥10,450- ¥18,810- ¥8,250-

上記の価格は基準となるもので、作業内容や別途部品代が必要になる場合がございます。
別途部品代が必要になります。

※3: キャリパー1つあたりのオーバーホール料金
サポートなどの本体への脱着やブレーキフルードのエアー抜きなどは行いません。

Drum brake

主な交換部品

(税込)

部品名 内容 価格
ブレーキレバー ブレーキレバー交換 ¥1,045~
ブレーキペダル ブレーキペダル交換 ¥3,135~
ブレーキワイヤー フロントブレーキワイヤー ¥3,135~
リアブレーキワイヤー ¥8,360~
ブレーキロッド ブレーキロッドの交換 ¥3,135~
ブレーキシュー フロントブレーキシュー交換 ¥3,658~
リアブレーキシュー交換 ¥4,703~

上記の価格は基準となるもので、作業内容により異なります。
別途部品代が必要です。

Disc brake

ディスクブレーキ全体メンテナンス

下記のような症状がでる事が多いです。

  • ブレーキの効き具合
  • レバー及びペダルに違和感がある
  • ブレーキフルードの漏れ
  • ブレーキ鳴きをする

ブレーキの効き具合

ブレーキの効きが悪なると大変危険です。
効くのは効くけど制動距離が長かったり、いざという時に思う用に効かない時はブレーキの異常が有ると考えて問題ないです。

レバー及びペダルに違和感がある

ブレーキレバーやブレーキペダルを操作したときに引っ掛かりや想定より柔らかい時は要注意です。
エアーが入り込んでいる場合はエア抜きが必要になります。

ブレーキフルードの漏れ

ブレーキブルード(オイル)の漏れや滲みが起こると油圧が低下しブレーキが効かなくなる事があります。
漏れはわかりやすいですが、滲みはわかりにくいこともあります。

ブレーキ鳴きをする

色々な原因が考えられますが、ブレーキパッドの残量が少ない場合やディスクローターに溝ができてブレーキ鳴きすることもあります。

マスターシリンダーメンテナンス

マスターシリンダーのメンテナンスは、マスターシリンダーのピストン周りに異常がないかを確認します。
ピストン(カップキット)のオイルシールやダストシールに異常があると操作したときに引っ掛かりや違和感があります。
シール類はゴム製品ですので定期的に交換がお勧めで、5年以上ブレーキフルードを交換していない場合は、劣化している事が考えられますので交換しましょう。

ブレーキホースメンテナンス

意外と見落としがちなのがブレーキホースのメンテナンスです。
外観は、漏れや滲みなどでまだわかりやすいですが、ホースの内部に異常がある場合はわかりにくいです。
純正のホースはゴム製品ですので、内部が劣化して油圧がうまく伝わらなくなる事があります。
ブレーキホースも消耗品ですので10年以上使用している場合は交換しましょう。
マスターやキャリパーをO/Hしても変化がない場合はブレーキホースを疑ってみましょう。

ブレーキキャリパーメンテナンス

ブレーキキャリパーとはブレーキパッドが装着されている装置となります。
ブレーキキャリパーにもピストンとオイルシール及びダストシールがあります。
ブレーキキャリパーのピストンも油圧で制御されてます。数年使用しているとシール類が劣化してきて油圧が下がったりピストン周りに汚れが付着することで動きが悪くなりブレーキが効きにくくなったり、引き摺りを起こしたりします。

Drum brake

ブレーキワイヤーメンテナンス

ブレーキワイヤーはレバーを操作すると動きます。
ブレーキワイヤーはワイヤーだけではすぐに錆びたり切れたりするので、アウタチューブに覆われていることが一般的です。
ブレーキワイヤーは鉄で出来ているため湿気や埃などの影響でメンテナンスをせすに使用していると錆によって動きが鈍くなり、最終的には動かなくなったりします。
長年動いていないバイクの殆どのブレーキがこの状態になっております。
動きが鈍いくらいの場合は潤滑剤などで復活することもありますが、固着している場合は部品交換となります。
旧車などのメーカー製廃になった部品も現在の技術では再生することが可能です。
メンテナンス時の目安としては、ブレーキレバー握りしろ及びブレーキペダルの踏みしろが深い場合や戻りが悪い時はブレーキワイヤーも一つの要因です。

ブレーキシューメンテナンス

ブレーキシューのメンテナンスはホイール側のブレーキドラムと接触するブレーキシューのライニングの残量を確認することが一般的です。
ブレーキアーム付近にある三角の印も目安になりますがブレーキカムやブレーキカムの向きが変更されていたら当てにならなくなります。
一番怖いのはブレーキライニングが減りすぎて走行中に剥がれてしまうことです。
メンテナンス時の目安としては、ブレーキレバー握りしろ及びブレーキペダルの踏みしろが深い場合や戻りが悪い時はブレーキシューも一つの要因です。

ブレーキドラムメンテナンス

ブレーキドラムのメンテナンス方法はドラムの内径を測ることです。
少し難易度は上がりますが各車種の整備書(サービスマニュアル)で確認することができます。
特別な事例を除いて古い車種に多く見られる現象です。
限度幅を越えてしまった場合はホイールごと交換となります。