オイルエレメント

オイルフィルターは、エンジンオイル内のゴミやスラッジ、摩耗粉と取り除くためのフィルター(エレメント)のことです。全てではないが多くの車両に採用されています。
現在オイルフィルター大きく分けて3種類あり、エンジン内部に収める”内蔵式”が古くから使用されていたが、近年では内部構造が同様のエンジン外部に取り付ける”カートリッジ式”を採用するケースが増え整備性の向上に繋がっている。しかし互換性がないため内蔵式をカートリッジ式に変更するといったことはできません。
”スクリーン式オイルフィルター”もあります。

カートリッジ式

カートリッジ式

カートリッジ式とは、内蔵式オイルフィルターと同様の構造のフィルターを内部に納めた脱着可能なカートリッジをエンジン外部に取り付けるオイルエレメントです。
内蔵式に比べてオイルパンなどを開ける必要がないために整備性の向上。
1950年代の半ばにスピンオン式オイルフィルターが登場。
スピンオン式オイルフィルターは底部に雌ねじが切られた薄いプレススチールかアルミニウム製のケーシングの中に、濾紙製オイルフィルターと各種バルブ類を全て内蔵しているタイプのオイルフィルターです。
エンジン側のオイル経路上に設けられたパイプ状の雄ねじに直接回転させて取り付けられ、オイルフィルターを交換する度に濾材はケーシング毎廃棄されることになる。
スピンオン式オイルフィルターの登場はオイルフィルター交換作業を飛躍的に効率化させただけでなく、車両側の油圧経路の構造を簡便化する事にも貢献し、世界中の自動車・オートバイメーカーがこぞって採用したことによりオイルフィルターの主流となりました。

内臓式

内臓式

内蔵式オイルフィルターとは、多数の襞が付けられた円筒形の濾紙で作られたオイルフィルターをエンジン内部やオイルパン内部のオイルストレーナー付近に直接内蔵する形式です。
今日では主に比較的旧式の設計のバイクなどで使用されています。 エンジンの稼働に従い濾紙は次第に目詰まりしてくるため、定期的な交換が必要です。
ビッグスクーターや250ccの単気筒車に使用されていることが多いです。
ミニバイクでもチューニングされたエンジンのクラッチ部分などにも使用されており、こちらも定期的な交換が必要です

スクリーン式

スクリーン式

スクリーン式オイルフィルターとは、オイルパン内のオイルストレーナー入り口に非常に目の細かい金属製のメッシュを取り付けて濾過を行います。
今日のエンジンでは、たとえ濾紙を用いたオイルフィルターが存在しても、ストレーナーには必ずこのようなスクリーンが取り付けられています。
原付やビッグスクーターの一部に現在も使用されています。
車種によってはオイル交換時に交換

エンジン内部に送られる前のエンジンオイル中の金属紛などの不純物をろ過する役割をしているのがオイルエレメントです。
オイルエレメント自体にも限度がありますので、エンジンオイル交換2回に1回の割合が理想とされているので、定期的に交換しないとエンジンにダメージを与えてしまい、最悪エンジンが壊れてしまいます。

オイルドレンパッキン

スクリーン式

エンジン下や左下•右下の方にあるオイルの排出用の穴をオイルドレンと言います。
そこにボルト&ワッシャーでオイルが漏れてこないように使用されています。
そのワッシャーのことをオイルドレンパッキンと言います。
内部オイルを密閉(パッキング)している部品です。
ドレンパッキンは金属で出来ていることが多く一度使用すると変形いたします。
オイルドレンパッキンはドレンボルトの種類によって大きさが異なります。
オイルドレンパッキンは車種別に純正品はもちろん存在します。
純正品とは違い量販店でも汎用品もあります。
大きさが合っていれば汎用品でも問題ないです。
目安としては2回に1回が理想ですが、の毎回交換しても良い部品です。
SUZUKIの純正ドレンパッキンは毎回交換をお勧めします!