点検方法

⚠️ 吸気系のセッティングについて詳しくは Tuning > 吸気系 > 名称&役割 をご覧ください。

  • キャブレター
  • インジェクション
  • キャブレターによくある症状

    上記の症状が多く見受けられることがあり、他が原因の場合もあります。
    上記の症状も似ているようで細かいところが異なります。

    オーバーフロー
    ガソリンがキャブレターから漏れている事を言います。
    油面の調整が狂っている場合にオーバーフローパイプや劣化しかけているガスケットやOリングなどから溢れて外部に漏れます
    対処法 : キャブレターを分解洗浄を行い部品交換や調整が効果的です。
    詰まり
    ガソリンが流れる通路に遺物が混入したりすると正常に流れなくなり、エンジンが掛かり難かったり、掛からないことがあります。
    通路を遺物が塞いだことにより油面が変わりオーバーフロー知ってしまうことがあります。
    対処法 : キャブレターを分解洗浄が効果的です。
    部品の劣化
    キャブレターの部品の接合部には、ガスケットやOリングやクリップといわれる部品があります。
    長く使用していると規定値よりも薄く潰れたり変形などによりガソリンが漏れることがあります。
    ホースとの接合部分より盛れることがあります。
    対処法 : キャブレターを分解洗浄後に部品交換が効果的です。
    アイドリング不調
    キャブレター内でガソリンと空気との混合気の比率が正常ではない時にアイドリングを行えない時があります。
    エアースクリューやパイロットスクリューなどのスクリューで調整が出来、アイドリングスクリューでも調整を行います。
    二次エアーを吸うことによって混合気比率が変更してしまう事があります。
    対処法 : キャブレターを分解洗浄したりスクリュー系を点検する事が効果的です。
    二次エアー吸い込み
    エンジンに送り込む混合気以外に本来吸うてはいけない部品からエアーを吸ってしまうことを言います。
    キャブレターのジョイント部分やOリングなどが劣化しているとそこから二次エアーを吸ってしまいます。
    エンジンとキャブレターを繋ぐマニーホールドが劣化している時も二次エアーを吸ってしまいます。
    二次エアーを吸うと混合気が規定値より薄くなるため、アイドリング不調やアフターファイヤーを起こす原因となります。
    対処法
    • <キャブレターのジョイント部分のOリングなどが劣化/li>
    • マニーホールドの劣化を点検修理する
    スロットルバルブの損傷
    キャブレターの中央部分にあるピストンのことを言います。
    種類としては、円柱や角柱が有りますが、エンジンが掛かっているときは常に動いており、表面に傷がついたり,欠けていたり,変形していると上手く混合気をエンジンに送れないためアイドリング不調になります。
    冷間時は問題なく感じても温間時には症状が悪化することもあります。
    対処法 : スロットルバルブの損傷を点検し、異常があれば交換がおすすめ

    キャブレターにヒーターなどがついている場合はその配線も点検します。

    インジェクションによくある症状

    正式名称 : Fuel Injection (フューエルインジェクション) 略称 : FI
    日本語 : 電子制御燃料噴射装置
    ECU : コンピューター
    吸気系にもたくさんのセンサーがありセンサーに指示を送るのがECUとなります。
    インジェクションとは、ECUで制御された燃料をエンジンに最適なガソリンを送る装置のことを言います。

    スロットルボディーの汚れ
    スロットルボディーとは、エンジン内へ送る混合気のエアーの調整を行なっている部品となります。
    ある程度の走行距離や年数が経過すると汚れが貯まってきます。
    アイドリング時には、ISCV(Idle Speed Control Valve)という専用の通路を通りアイドリングを制御しています。
    ISCVが汚れてくるとECUより正確な信号が送れなくなるためアイドリングが不安定になります。
    対処法
    • エアークリーナ側からFI専用の洗浄液を噴射して洗浄する
    • スロットルボディーを取り外して洗浄する
    インジェクターの詰まり
    インジェクターの詰まりがあるときは、ガソリンが出なくなったり規定値よりも少ないガソリンしか供給されません。
    インジェクターに詰まるガソリンタンクに異物などが混入すると詰まる原因となります。
    ガソリンタンクにもストレーナがありますが、ガソリンタンク内の水分や錆などが混入している事が一般的です。
    数年放置状態などの場合は、ガソリンが古くなることにより固形化することがありその時も詰まる原因となります。
    対処法
    • インジェクターを取り外して洗浄する
    • インジェクター自体を部品ごと交換する
    センサーの不良
    FI仕様のバイクは、常にECUより指示を受けて動いております。
    電子制御されておりますので各部品にはセンサーが付いております。
    センサーは配線で繋がっておりジョイント部分にはカプラー等があるのが一般的で、ジョイント付近の断線などがあると正常に作動しない事があります。
    対処法
    • 断線を修理する
    • 断線している付近のハーネスを交換する

    インジェクターやスロットルボディーはバイクのエンジンの気筒数と同じ数があります。
    気筒数や仕様状況により価格が異なりますので作業前に要相談となります。