吸気系メンテナンスについて

吸気系とは何?

吸気系とは、燃料 (ガソリン) とエアークリーナボックスより送られてきた空気を混合させる装置から燃焼室までのことを言います。
現在使用されている装置は二種類あり

が代表的なシステムで、現行のバイクではFuel Injectionが主流となっております。
それぞれの種類はエンジンの気筒数によって数は異なります。

吸気系とは、エンジンに燃料を送る装置と思って頂ければ良いかと思います。

なぜメンテナンスは必要なのか?

吸気系装置等も機械ですので、汚れや劣化などある一定時期を超えると現れてきます。
ゴム製品は、タイヤと同じように一定時期を超えると劣化してひび割れや破損などを起こしトラブルの原因となることがあります。
汚れは、ガソリンタンク内に水分が溜まりサビや水分が装置内に混入することがあり、エアーフィルターが劣化することで外気の異物を混入したりして各通路や部品を詰まらせたりするとバイクの調子は悪くなり、アイドリングが不安定だったり最悪エンジンが掛からなくなったりします。
そこで定期的に点検することでトラブルを防止したり、交換が必要な箇所を発見できたりします。
吸気系単体でメンテナンスを受けることも可能ですが、12ヶ月点検及び24ヶ月点検でメンテナンスすることをお勧めします。

エアークリーナーってどのようなもの?

エアークリーナーとしては、下記のがあります。

    エアークリーナーの一番の仕事は、エンジンが空気を吸い込む時に異物を除去するのが目的です。
    目視で解りにくい細かな異物でも燃焼室内に入るとピストンやシリンダーなどにダメージを与えてしまい、オイルに混ざってしまうと各部品が削られたりしてエンジン不調の原因となります。
    異物を吸ってしまうとエンジンの調子が悪くなったり、最悪の場合は破損して高額なエンジンの修理をしなくてはいけないことがあります。
    一般的によく見るのは上記にも記載しているような、エアークリーナーボックス内にエアーエレメントという部品で構成されてます。
    ファンネルは後程説明させて頂きます。

    湿式エアーエレメント

    湿式エアーエレメントとは、スポンジを使用してエアーエレメント専用オイルを染み込ませたエアーエレメントです。

    長所

    • エアーエレメントとして効果が高い
    • オイルが浸透していることで小さな異物も除去できる
    • 洗浄すると再使用可能

    短所

    • スポンジを使用しているので耐久性はなく定期的に交換が必要
    • スポンジがボロボロになりやすい
    • 空気の吸入量が少なくなる

    乾式エアーエレメント

    乾式エアーエレメントとは、 エアーエレメントが渇いた状態のものをいい、主に紙などの素材やオイルが塗られていないスポンジが一般的です。

    長所

    • 耐久性が高い
    • 空気の吸入量が乾式に比べると多くなる
    • 脱着が行いやすい

    短所

    • 水に濡れると機能低下
    • ダストの濾し取る能力があまり高くない
    • 洗浄することができない洗浄することができない 

    交換時期は、5,000Km走行や12ヶ月点検時に汚れていれば交換をお勧めします。
    エンジンが掛かるから大丈夫が一番危険です。

    スロットル及びスロットルケーブル (アクセルワイヤー)とは?

    吸気系とは関連のあるスロットルやケーブルについて少し説明しておきます。

    アクセル関連パーツ

    スロットル

    スロットルは、一般的にはハンドルの右側にあり右手でグリップを持った時に動いている七の筒のことを言います。ケーブルを引っ掛けるところがあり、スロットルを回すことでスロットルケーブルが引かれるという仕組みになってます。
    細かくいうとスロットルにも種類があり、ノーマルスロットルハイスロットルがあります。

    • ノーマルスロットル : 純正などに使用されているスロットルで、全開までの移動距離が長い
    • ハイスロットル : 社外部品で使用されている事が多いスロットルで、全開までの移動距離が短い

    スロットルケーブル (ワイヤー)

    スロットルケーブルは1本と2本のタイプに分かれます。

    1本タイプ (シングル)
    キャブレターのピストン及びバタフライを開閉するために設置されている事が多いです。
    引き側だけに使用されている
    2本タイプ (ダブル)
    キャブレターやスロットルボディーのピストン及びバタフライ開閉するために設置されている事が多いです。
    引き側と戻り側があります。

    車種や仕様により異なりますのでご遠慮なくご相談ください。