点検には、大きく分けて "日常点検と法定点検 (定期点検)" があります。
- 日常点検: ユーザー自身が行う日常点検
- 法定点検: 道路運送車両法で実施が義務付けられている法定12ヶ月および24ヶ月点検
日常点検
工具を使う事なく点検ができる整備
灯火装置•制御装置•原動機・緩衝装置・走行装置etcの作動確認
一般のユーザーが点検する点検ですので、
- ヘッドライト,ウインカー,テール&ブレーキランプetcのランプ系が動作しているか?
- ブレーキがしっかり効くか?
- エンジンからの異音がないか?
- フロントフォークやリアサスペンションの動きに異常や異音がないか?
- タイヤのエアーチェックが出来ているか?
何か可笑しいと思った時はお近くのお店に行き整備士さんに相談してみると良いです。
法定点検
点検項目が多く専門知識や技術が必要ですので、ショップの整備士さんに依頼するのがオススメです。
12ヶ月点検は33項目, 24ヶ月点検は12ヶ月点検の項目に追加して52項目の点検を行います。
車検の必要がない249cc以下のバイクも含めて、全てのバイクに実施する義務となります。
※250cc超のバイクの法定24ヶ月点検は、2年ごとの車検と合わせて行われます。
車検と整備は別物
意外と知られていないのが車検合格したら整備も大丈夫といった "車検=整備"といったイメージを持たれている方が結構おられます!
車検と整備は異なるものです。
車検は保安基準に適合しているかの検査
車検は、バイクの状態が "国が定める保安基準に適合している" かを確認するための検査です。
車検を通して有効な自動車検査証(車検証)の交付を受けなければ、バイクを公道で使用してはいけないと法令で定められています。
車検証の有効期間はバイクは一律です。
新車登録時から3年、以後は2年ごとに継続検査!
※車の場合は種類や使用用途ごとに異なりす。
整備はバイクを良い状態で維持する
整備とは、良好な車両状態を維持するために実施するメンテナンスのこと!
上記に述べたような日常点検と法定点検(定期点検)があります。