車検の種類

検査にはにはいくつか種類があります
車検には、 継続検査, 新規検査, 予備検査, 構造等変更検査の4つの検査がありますが、受けるタイミングや用途により内容が異なります。

継続検査

継続検査とは、車検証の有効期間が残っている場合や切れた場合も、引き続きバイクを使用する際に受ける検査です。
ユーザー車検の多くが継続検査となり、車検=継続検査を指すことが一般的です。
車検の満了日の1ヶ月前から受験でき、期間内に車検に合格すると、満了日の翌日から2年有効期間を延ばせます。
車検証に記載されている住所に関係なく、全国の運輸局やShopで手続きが可能できます。

新規検査

新規検査とは、一般的にバイクを新しく登録する際に行う検査です。
新車の場合: 購入先のShopがバイクの納品前に代行で実施
新規検査は、新車と中古車で少し意味合いが異なります。</p>

  • 新車の新規検査: ナンバープレートが交付されたことがないバイク
  • 中古車の新規検査: 一度ナンバープレートが交付されたことがあるバイク

中古車の新規検査は、一時抹消登録した車を再度使用するために受けるものとなります。
新車•中古車ともに、新規検査では新たにナンバープレートの交付を受ける必要があるため、バイクを使用する管轄の運輸支局で手続きを行います。

予備検査

予備検査とは、ナンバープレートが交付されていないバイクに行う検査です。
バイクの使用者が決まる前に行い、車検をスムーズに通過させる目的で実施します。又、オークションなど、バイクを個人間で売買する際の判断材料としても利用出来ます。
自動車予備検査証を取得したバイクは、「車検を通ることができるバイク」と認識され、信頼度が上がる傾向があります。
予備検査に合格しても車検証やナンバープレートは交付されないが、その代わりに「自動車予備検査証」が発行されます。
交付後3ヶ月以内であれば、車検を通すことなく車両登録が可能です。
税金や自動車損害賠償責任保険の手続きは、別途行う必要があります。
新車の場合: 完成検査修了証の有効期間の9ヶ月が過ぎてしまった時
輸入車の場合: まだ一度も日本で登録していないバイクの場合
に予備検査が利用出来ます。

構造等変更検査

構造等変更検査とは、バイクの形状などを変更した際に行う検査です。
車検証には有効期限以外にも、バイクの長さ・高さ・幅・形状・最大積載量・乗車定員など、様々な情報が記載されています。
変更が生じた場合、保安基準をクリアしているのか再度確認する必要があります。
ご自身の本拠地を管轄する運輸支局で手続きが可能です。