バイク車検とは

小型二輪車(排気量250cc以上のもの)は、保安基準に適合しているかを確認するため、一定期間(初回: 3年、以降: 2年毎)ごとに国土交通省が行う,車両法の第62条にある
"自動車検査証の有効期間満了後も当該自動車を使用しようとする時に受ける検査"
のことを指し、一般には車検と呼ばれています。
車検を受けていない車両を運転して公道を走行した場合、
道路運送車両法違反(無車検運行)・自動車損害賠償保障法違反(無保険運行)となります。
車検を受ける目的には大きな目的が3つあります。

を分かるようにすることです。
毎年支払う自動車税納税証明書がないと車検が取得できないのは、こういった制度の集約によるものなのです。
人間で例えると健康診断と考えてもらえれば解わかりやすいかと思います。

車検と整備は違う点にご注意!

車検は保安基準を満たしているかを検査する

車検は、車検対象のバイクの状態が『国が定める保安基準を満たしているか』を確認するための検査です。
車検を取得すると

  • 自動車検査証 (車検証)
  • 検査標章 (ナンバープレートに貼るステッカー)

etc交付されます。
車検を取得することは、オーナーにとって義務ではありますが、同時に「自動車を公道で使用する」権利も得られる手段でもあります!

整備はバイクの状態を良好に維持するためのメンテナンス

整備とは、良好な車両状態を維持するために実施するメンテナンスのこと。
もし異変を感じたら、整備工場の整備士さんご相談してください。!

下記のような法律で定められてます。
道路運送車両法 第58条
自動車は,この法律に定めるところにより,国土交通大臣の行う検査を受け,有効な自動車検査証の交付を受けているものでなければ運行してはならない。(6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金)
自動車損害賠償保障法 第5条
自動車は,この法律で定める自動車損害賠償責任保険又は自動車損害賠償責任共済の契約が締結されているものでなければ、運行してはならない。(1年以下の懲役または50万円以下の罰金)

車検切れ(検切れ)の状態で公道を走ると、6点減点になります。
自賠責保険も切れていた場合、6点減点になります。
合計12点減点は、前歴がなくても90日の免許停止処分です。
もし前歴があれば免許取消しになることもあります。
乗らない場合は、車検に受検する必要はなく、また乗るときに車検を受検すれば良いです!